理论教育 信用状交易的流程简介

信用状交易的流程简介

时间:2023-06-08 理论教育 版权反馈
【摘要】:このようなリスクを回避するために行われているのが、信用状取引である。それでは信用状取引の流れを説明する。(二)信用状取引と船荷証券および荷為替制度との関係信用状での代金支払いの流れと役割は、図6-2「信用状の仕組み図」の通りである。

信用状交易的流程简介

国境を越えて商品を売買する貿易取引においては、取引相手が遠隔地にいることから、相手の情報を得ることが難しく、また商品輸送に長時間を要するため、商品の引渡と代金決済にはタイムラグが生じる。このようなリスクを回避するために行われているのが、信用状取引である。ここで信用状(Letter of Credit,L/C)とは、輸入者(買主)の取引銀行が輸出者(売主)に代金の支払いを確約する保証状のことであり、荷為替手形と組み合わせることで、輸出者(売主)においては、当該手形を銀行に持ち込むと同時に代金回収が可能となり輸入者(買主)においても代金を支払って船積書類を入手すれば、貨物の到着次第商品を受け取ることが可能となる。それでは信用状取引の流れを説明する。

基本は、荷為替の取組みであるから、輸出者(売主)が船荷証券(Bill of lading,B/L)、貨物の引渡し請求権を証券化したものと自己指図為替手形を取引銀行で割引き、輸入者(買主)が当該為替手形の引受けを行うことで船荷証券を入手し、その船荷証券と引換えに商品を入手するという流れを念頭においたほうがいい。

(一)信用状での代金支払いの流れ

1.信用状の発行依頼(買主側)

売買契約を締結すると、輸入者(買主)は取引銀行に対して信用状の発行を依頼する。

2.信用状の発行(銀行)

輸入者(買主)から信用状の発行依頼を受けた取引銀行は、輸出者(売主)の取引銀行宛に信用状を送付する。

3.信用状の通知(銀行)

輸出者(売主)の取引銀行が、輸出者(売主)に対して信用状の到着を通知し、信用状を交付する。これにより、仮に輸入者(買主)が支払いを行わない場合には、信用状を発行した輸入者(買主)の取引銀行に対して代金を請求することが可能になる。

4.商品の船積み(売主側)

信用状を入手した輸出者(売主)は、契約条件によって商品を船積みする。

5.船荷証券の入手(売主側)

船会社は貨物と引換えに、輸出者(売主)に船荷証券を発行する。

6.荷為替手形の買取依頼(売主側)

輸出者(売主)が、信用状の原本・船積書類(船荷証券、インボイスなど)を添付した上で、取引銀行に荷為替手形(自己指図為替手形)の買取りを依頼する。これにより、輸出者(売主)は、商品代金の早期回収を図ることが出来る。

7.荷為替手形の送付(銀行)

荷為替手形の買取依頼に応じた輸出者(売主)の取引銀行は、信用状を発行した輸入者(買主)の取引銀行に対して、荷為替手形と船積書類等を送付する。輸入者(買主)の取引銀行は、荷為替手形等を受け取り、輸出者(売主)の取引銀行に代金を支払うとともに、輸入者(買主)に対して、荷為替手形の引受けを求める。

8.荷為替手形の引受け及び船荷証券の受け取り(買主側)

輸入者(買主)は、荷為替手形の引受けと引換えに、船荷証券を受け取る。

9.商品の受け取り(買主側)

船会社より、船荷証券と引換えに商品を受け取る。

(二)信用状取引と船荷証券および荷為替制度との関係

信用状での代金支払いの流れと役割は、図6-2「信用状の仕組み図」の通りである。

図6-2 信用状の仕組図

① L/Cにより、輸出者は代金の回収を心配することなく、貨物を船積みする

② 本船への積込みにより、輸出者は貨物に対する危険負担からフリーになる

③ 船会社は輸出者に対し貨物の預かり証に相当する船荷証券(B/L)を発給する(www.daowen.com)

④ 輸出者はL/C発行銀行宛に為替手形を振出し、B/L等の船積書類を添えて銀行に買取ってもらう

* 貨物の受渡しを伴う手形のため、荷為替手形という

⑤ 買取銀行は船積書類を伴う荷為替手形を開設銀行に送る

⑥ 発行銀行は輸入者に代金引き替えで船積書類を引渡す

⑦ 輸入者は船会社にB/Lを呈示することで貨物を引取る

⑧ 輸入者は輸出者に代金を支払う

信用状は、買主が買主国の取引銀行に依頼し、銀行が発行する書状である。(開設に当たって、銀行は依頼者に担保を要求することもある)。この書状の宛先は売主国の銀行(提携銀行)で、諸依頼事項に加えて明記された売主へこの書状内容を通知するように書かれている。以下のイメージ図6-3で説明する。

図6-3 L/Cの流れ

1.開設銀行は何をするのか

通知銀行より受け取った船積書類を買主に提示する。荷為替手形が一覧払であれば現金と引き換えにInvoice等の書類を買主に渡す。買主はこれら書類を元に、本船よりの貨物の引き取り、輸入通関、必要時の保険求償に当たる。

図6-4 船積書類の流れ

2.L/Cには何が書かれているのか

荷為替手形をL/Cに記載の通りに作成すれば、必ず記載された金額を支払う。

また、発行銀行自身が支払うのであり、銀行は倒産などしないことがこの決済の前提にあっての話である。したがって、発行銀行に不安がある場合には、

欧米の一流銀行による裏保証付きのL/Cを求めるのが売主としてやるべきこととなる。手形の記載方法もL/Cの記載に沿い行う。通常2通作成する。但し、荷為替手形には、L/Cに記載された書類が、内容・枚数ともに正しく添付されていること。

L/C は安全な決済方法と言われるが、書類などに不備があれば銀行の支払い義務はない。故に、慎重な対応が必要である。

書類例:

(1)Invoice(送り状)買主国での輸入通関用

(2)Packing List(梱包明細書)

(3)B/L(船荷証券)

(4)Insurance Policy(保険証券)

(5)Certificate of Origin(原産地証明書)

(これ以外にもあれば、充分注意し準備)

3.通知銀行は何をするのか

船積書類の内、買主国での輸入通関に必要なInvoice/Packing List、船会社から貨物を引き取る際に必要な有価証券であるB/L(通常正3通発行)、万一、輸送途上で事故・荷傷みが起きた際に必要なInsurance Policy(通常正2通発行)等を2便に分けて数日間隔で発行銀行へ送付する(書類を乗せた航空機が万一、墜落等しても1便は発行銀行へ到着する)。

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