(一)船積み通知
船積み通知は英語でShipping Adviceという。輸出者は貨物の準備ができて船舶を予約し、輸出通関を行って船積みまで少なくても1週間程度を要するので、その間に輸入者に貨物の船積み動静を通知しておくことが実務上賢明と言える。そして、貨物が本船へ積み込まれた時点で、売り主は買い主にファックスなどで迅速に通知する。同時に、船積み書類のコピーを郵送する。しかし、実際は船積み前後に通知するのが一般的と言える。特に、FOB、CFR条件の場合、買い主は保険をかけなければならない。
もちろん、船名変更などがあった場合、遅滞なく伝えねばならない。インコタームズは、船積みした旨の十分な通知をしなければならないと規定している。
ファックスなどで輸入者に対して船積み通知する場合、品名、数量、容積・重量、金額、船舶名、出港日、到着予定日(Estimated Time of Arrival,ETA)、出港予定日(Estimated Time of Departure,ETD)を知らせる。その後、通知レターなどを添付して船積み書類の原本が銀行経由で輸入者に回付されてくるまでには、かなりの日数を要する。そのコピーが前もって到着していれば、輸入者は、通関業者に引き渡し、貨物の通関準備が整えられる。輸入者は、通関業者に対しても書類のコピーを送付するよう、輸出者に依頼する場合もある。(www.daowen.com)
(二)着船通知書
着船通知書は英語でArrival Noticeと言う。輸入者は輸出者から船積み通知を受けた後、到着予定日までの間に貨物引取りに必要な書類を取り揃え、輸入通関に臨む。FOB、CFRの場合、包括保険でなければ、輸入貨物ごとに保険をかけねばならない。
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